マンモグラフィ 読影部門からのお知らせ

マンモグラフィ読影試験 評価基準の変更、採点に関するお知らせ

 乳がん検診の不利益の一つとして偽陽性(ひっかけすぎ)が問題となっています。その改善策として本機構の教育研修委員会では、読影講習会の講習内容、ならびに試験評価の見直しが必要と考え、以下の提案を平成28年9月の理事会に提出し承認されました。本案は平成29年4月から実施されます。したがって今回の読影試験も以下の内容で評価が行われます。

特異度を症例単位で計算し、その数値をこれまでの評価基準に当てはめて合否決定を行う。

 この改定によって、これまで、感度の基準(ほぼ症例単位に一致)に対して特異度の評価基準が不釣り合いに低かった点が改善されること、症例単位で計算することでより現場の実態に近い評価がなされることなどを期待しています。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。