精中機構について

精中委の設立経緯

 精中委は、1995年以降、厚生省(現厚生労働省)がん研究助成金研究班で検討されたマンモグラフィ検診の精度管理システムを実践したものであり、その業務は、検診の精度管理について検討し、その管理運営を行なうことを目的としている。

1997年11月、日本乳癌検診学会理事会において設置された。

精中委の構成は、日本乳癌検診学会が中心となり、関連6学会(日本乳癌検診学会、日本乳癌学会、日本産婦人科学会、日本医学放射線学会、日本放射線技術学会、日本医学物理学会)から推薦された委員より成り立っており、本委員会には教育研修委員会、施設画像評価委員会、マンモグラム・レビュー委員会の小委員会が設置されている。

教育研修委員会は、医師・技師に対して診断精度を一定に保つための教育研修を目的にマンモグラフィ講習会を開催している。医師にはマンモグラム読影試験のみ、診療放射線技師には読影試験のほかにマンモグラフイの基礎・撮影技術・品質管理・撮影機器についての筆記試験を行い、一定の基準に従って評価を行い、試験成績認定証を発行している。

また、施設画像評価委員会では、書類審査、画像評価、ガラス線量計による線量評価から、同様に施設評価を行っている。その結果,評価基準に合格した施設には施設画像認定証を発行している。

また、マンモグラム・レビュー委員会は、検診マンモグラムの判定において疑義が生じた時、該当マンモグラムの画質・読影判定を客観的に行うことによって、紛争の回避、あるいは早期解決をはかる資料を提供することを目的として設置されている。

1999年3月から教育研修委員会、2001年4月から施設画像評価委員会、2005年4月からマンモグラム・レビュー委員会の各々の活動を開始している。

また、精中委は、2004年6月7日付けで内閣府からNPO法人を取得し、現在に至っている。